福祉経営情報
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文書作成日:2020/08/31


 前回は、福祉施設等が職員に求める能力やスキル(以下、能力)について、ご紹介しました。ここでは、福祉施設等の職員が自信のある能力や向上させたい能力をみていきます。




 厚生労働省が今年5月に発表した調査(※)によると、福祉施設等(以下、医療,福祉)の正社員で自信のある能力があるとした割合は83.7%、正社員以外では、80.3%となりました。具体的な自信のある能力を、正社員と正社員以外の別にまとめると表1のとおりです。
 正社員、正社員以外ともに、チームワークに自信があるとする割合が最も高くなりました。また、自信のある能力の上位3つは正社員、正社員以外ともに同じで、チームワークの他は職種に特有の実践的スキルと、コミュニケーション能力の割合が高くなりました。医療,福祉の事業所では、これらの能力に関する研修などが多く行われていることがうかがえます。





 上記調査によると、向上させたい能力がある割合は、正社員が95.6%、正社員以外が88.5%となっています。向上させたい能力を正社員と正社員以外の別にまとめると表2のとおりです。
 向上させたい能力は、正社員ではマネジメント能力の割合が最も高く、次いでITを使いこなす知識と能力、課題解決スキルが上位3つになりました。正社員以外ではコミュニケーション能力と職種に特有の実践的スキル、高度な専門的知識・スキルとなりました。


 職員教育について悩まれている施設では、職員に求める能力だけでなく、職員が向上させたい能力に関する研修なども実施してみてはいかがでしょうか。


(※)厚生労働省「令和元年度能力開発基本調査
 常用労働者30人以上を雇用している企業・事業所および調査対象事業所に属している労働者を対象にした、2019年(令和元年)10月1日時点の状況についての調査です。


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