医療福祉業界ピックアップニュース
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文書作成日:2019/08/29
オンライン診療の実績ある医療機関の3分の2が「コストに見合わない」と回答

 平成30年度診療報酬改定では「オンライン診療料」等が創設されましたが、6月12日に開催された厚生労働省の中央社会保険医療協議会総会で、平成30年度改定検証調査の結果の一部が公表され、この中で、オンライン診療に対する現場における実感が明らかになりました。

 同調査では、オンライン診療に関する考え方を、「オンライン診療の届出あり」(母数:77医療機関)、「(うち)オンライン診療の実績あり」(同、12医療機関)、「オンライン診療の届出無し」(同、429医療機関)の別で集計したものです。

 同調査結果での、各グラフ中段の「(うち)オンライン診療の実績あり」の調査結果に注目すると、

  • 「オンライン診療では対面診療と比べ十分な診察ができない
     ⇒ 「そう思う」と回答した割合は、63.5%
  • 「オンライン診療に適した状態の患者は少ない
     ⇒「そう思う」と回答した割合は、66.7%
  • 「オンライン診療を行うメリットが手間やコストに見合わない
     ⇒「そう思う」と回答した割合は、66.6%
と、いずれも約3分の2を占める結果となりました。

 同会は、「オンライン診療は、対面診療と補完的に組み合わせることで、医療の質の向上に資するものについて、普及状況の検証結果等を踏まえ、診療報酬上の対応を検討してはどうか。」として、今後、指針の改訂等の検討を進める方針です。


 調査の詳細は、以下のサイトでご確認ください。


厚生労働省「中央社会保険医療協議会 総会(第416回)
資料「医療におけるICTの利活用について


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