医療福祉業界ピックアップニュース
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文書作成日:2018/04/26
平成29年の高齢運転者による死亡事故、約半数で認知機能の低下

 警察庁より、「平成29年における交通死亡事故の特徴等について」が公表されました。今回はこのうち、高齢運転者による死亡事故に係る分析に注目したいと思います。

 同報告では

「死亡事故を起こした75歳以上の高齢運転者は、全受検者と比較して、直近の認知機能検査の結果が第1分類(認知症のおそれ)・第2分類(認知機能低下のおそれ)であった者の割合が高いことから、認知機能の低下が死亡事故の発生に影響を及ぼしているものと推察される。」

と分析しています。

 具体的には、死亡事故を起こした運転者、計385人のうち、「認知症の恐れがある者」とされる「第1分類」の運転者は28人(7%)、「認知機能が低下しているおそれがある者」とされる「第2分類」は161人(42%)で、両分類を合わせると全体の約49%にのぼりました。

 また、75歳以上高齢運転者による死亡事故は、75歳未満の運転者と比較して車両単独事故が多く、特に工作物衝突や路外逸脱事故が多く発生していることも分かりました。人的要因では操作不適が最も多く、特にブレーキとアクセルの踏み間違いによるものの割合が高くなっています。


 認知症対策の強化は道路交通法の改正も行われたばかりですが、その適切な運用と相談の強化、高齢者の運転免許証の自主返納の促進等が今後の対策として挙げられています。


警察庁「平成29年における交通死亡事故の特徴等について」


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